これら2つの記事は、補助的なものです。他の記事を読むときの参考/予備知識として準備しました。
順序言語
- 順序言語 : 順序が入っているアルファベットから生成される言語の基本的な性質
この記事は、一般論なので、これだけではあまり面白くないかもしれません。「折れ線の例」に書いた問題に適用すると、その効能がハッキリするので、近いうちにそのことを書く予定です。
“折れ線の問題”をクリアにするには、順序言語に関連して、正規表現を少しだけ拡張し、その拡張した表現を普通の正規表現に還元する方法も示す必要があります。その具体的なアルゴリズムも、やはり近々述べます。
折れ線の例には、数多くの、そしてそれぞれに根が深い問題が含まれています。この例から、随分といろいろな方向に話を拡げることができます。例えば、XMLに都合がいい型システムは、プログラミング言語(特にオブジェクト指向言語)の型システムとは宿命的に相性が悪いという“事実”の、理由/根拠を示すことができます。
「形式的」とは何だろう
- 「形式的」とは何だろう : 「形式的」について、事例で考えるはなし。
現在のキマイラ・サイトのなかでは、これは随分と教育的/啓蒙的な記事だと思います。
キマイラ・サイトの内容(全部ではないが)は、かなりformalにならざるを得ないので、formalに対する違和感や抵抗感を取り除くことは重要です。この記事がそれに役立てばいいのですけど。
直接の動機は、「再帰代入系 1」や「再帰代入系 2」、それに続く記事を読みやすくするための補助ですが、形式的体系に関する導入編としても、まー分かりやすいかと思うのだけど、、、、それはまー、我田引水/身びいきな評価でしょう :-)。
XMLはどこに? -- 穴を掘る男 --
- XMLはどこに? -- 穴を掘る男 -- : 以前から書かねばと思っていた“言い訳”です。
穴を掘る話と、穴を掘る絵ばっかりですね、コレは。
「穴」が何を表現しているのか、誰も(僕も)正確にはわからないでしょうが、それでも気分は伝わるかと、、、
キマイラ・サイトの2ヶ月
- キマイラ・サイトの2ヶ月 : ここ2ヶ月ほどの経過に関する感想
特にどうと言うことはない雑感です。
トレース付きモノイド圏における結合
- トレース付きモノイド圏における結合 : 圏論の小物ネタです。
この記事の主題となっている“現象”は、背後にあるトレース付きモノイド圏(traced monoidal category)に気が付くキッカケだったのです。
(他サイト) XMLボキャブラリのデザイン・パターン/アンチ・パターン
キマイラ・サイトではありませんが、以前『JavaWorld』に書いた「XMLボキャブラリのデザイン・パターン」「同アンチ・パターン」が、JavaWorld Onlineに載りました。
- XMLボキャブラリのデザイン・パターン : デザインパターンを11種紹介してます。
- XMLボキャブラリのアンチ・パターン : アンチパターンを8種紹介しています。
いつも低視聴率である僕の記事の中では、これらは割とウケたものです。もともとは、それぞれが特集1回でしたが、オンラインでは4回ずつに分かれています。
今となると、修正やコメントしたい所がないわけでもないですが、まー、これはこれでいいかな、と思います。どうしても追加したいことがあれば、キマイラ・サイトかJW Online上に書き足します。
正式(別サイト) アクセッサについて その2
- アクセッサについて その2 : アクセッサ=副作用のないメソッドに関する考察
意外と早く載ったようです。こちらが正式版です。必要に応じて、キマイラ・サイトからもこの記事を参照するでしょう。臨時のほうは削除します。
臨時! アクセッサについて その2
- アクセッサについて その2 : アクセッサ=副作用のないメソッドに関する考察
この記事は、内容的に今までの流れの延長に位置付けてよいのですが、キマイラ・サイト用のものではありません。別サイト向けに書いたものです。が、実際に載るのが遅れる可能性があるので、臨時にキマイラ・サイトに置いときます。
相対リンクはうまく働きません。が、直前の記事(「アクセッサについて」)だけは便宜のために置きました。記事を重複して置く気はないので、www.symmetric.co.jp/hiyama/が更新されたら、キマイラ・サイトからは重複記事を削除します。
予備知識は不要で、語り口もちょっと“やさしい”かな。こんな感じの記事のほうが読みやすいかもしれませんね。