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無線ネットワークを利用してみる(?)

僕の事務所はいまだにワイア有りLANです。

が、いつも仕事をしている -- いや、正確に言えばタマに仕事をする -- もっと正確にいうと、仕事をすることがないともいえない僕の事務所の机で、Thinkpad無線LANは内蔵)を開くと、知らない無線ネットワークが検出されます。

不気味(まともなネットワークだとしても、僕からは正体不明)だから、接続しなかったのですが、先週ためしに接続して使ってみました。ブラウザを眺めるくらいのことしかしませんでしたが、何不自由なく使えます。

しかし、何不自由なく使っていいのかぁ? 見ず知らずの無線ネットワークを勝手に使うのってドロボーにならないのか?

思い出すのはかつての電源事情。5年ほど前、次のようなことを雑誌に書いたことがあります。文中、「モバギ」は当時使っていたNECモバイルギア、『モバイル日記』は玉村豊男さんの著書(世界文化社)です。

ほんの数日前のこと、バッテリーが残り少なくなったモバギに充電しようと、コンセント目当てにコーヒーショップに入った。そこには何度か入っており、電源の位置は知っている。と、目的の席には女性客が既に座っていて、なんと彼女が電源を使用しているではないか。ガーン。向かいの席に陣取って、席を立つのを待っていたのだが、彼女はすっかり腰を据えてノートPCで仕事をしている。『モバイル日記』の記述によると、建物や電信柱から電気を無断でとると窃盗罪(無形窃盗罪)になるという。イライラした筆者は、「あなた、それは泥棒ですよ」と言ってやろうかと思った。んっ、待てよ。彼女が出ていった後で、無形窃盗罪を犯す魂胆でねらっているのは、この私だった。

「コーヒーお代わり自由」もいいけど、「電源、合法的に使い放題」の電源喫茶なんてのが登場してくれるとうれしいのだが…。

今では、ギガHz/ギガバイトのPCでもバッテリーで数時間も動くので、隔世の感がありますが、「建物や電信柱から電気を無断でとると窃盗罪(無形窃盗罪)になる」という記述を電波に置き換えるとどうなるか? は気になりますね。

僕の状況だと、僕はまったくコストを払わず、相手(って誰?)に無断で、ある種のサービスを利用しているのだから、どうもドロボーみたいだけど……