レコード構造を入れ子可能にするだけで、随分と表現力は高くなるし、そういうデータモデルを背景にXMLを使いたい人は多いでしょう。
入れ子レコードが形成するツリーは:
- 子ノードは名前で一意的に識別できる
- 子ノードの並び順は問題にしない (unordered)
- ツリーの末端は値そのもの、または値を保持するノード(どっちにするかは好みの問題)
このてのデータ構造(素性構造と呼んだりもする)は、あっちこっちに登場しますし、けっこう美しい世界が展開されます。そして、そのXMLエンコーディングも間違いなく役にたちます。
つまり、ここに混合内容とは無縁の文化圏があるのです。
(続く)