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参照用 記事

2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

見つけもの:Angelo Vistoliのていねいな論文

2種類の綴り"fibred category"と"fibered category"、どっちを使う人が多いかと気になって調べてみた。googleにて:eなし -- 243件、eあり -- 219件、ほぼ互角。そのときに見つけたAngelo Vistoliの論文 "Notes on Grothendieck topologies, fibered categor…

今日はぁ

気力不十分。腰が痛い。今日から歯医者に通う -- と考えただけで死にそう。

よく使う記法など

よく使う記法など : 表題のとおり。 補助的な記事。ギリシャ文字一覧表などと同じ。

紙を減らそう

もともとここで触れたような事情で、プリンタを買った(id:m-hiyama:20050311)のですが、コレはむしろファクス中心の複合機です。「コレ」とはブラザーのMFC-410CN。調べもせず/考えもせず/ろくに見もせず“安さ”で選んだんですが、パソコンのプリンタとし…

属性のための正規表現

属性のための正規表現 : 順序を考慮しない正規表現の話。 属性が意味的に相互依存している場合などは、こういう表現を使いたいはずです。

圏論とコンピューティング・サイエンス(とか勢いで書いてみる)

20世紀の最後の20年ほどで、コンピューティング・サイエンスはある意味で爆発的とも言える発展をしたのですが、圏論はそれをささえた枠組み(の少なくとも1つ)だったろうと思います。例えば、代数/余代数の双対は圏論なしの定式化は考えにくいし、部分関数…

なんと、圏論記事への言及が

はてなダイアリーの「リンク元」(日記エントリーへのアクセスの直前のURL)表示はたまに眺めて、元URLをたどってみたりします。土曜日2005-03-26エントリに、www.tom.sfc.keio.ac.jp/~sakai/d/からのアクセスが随分とあったのでたどってみると、おやまっ! …

このサイト内の記事の取り扱い

このサイト内の記事の取り扱い : 記事の掲載基準/原則について 遅ればせながら、ごく簡単なもの。

マイナーな概念ばっかり…

一昨日のエントリー: ち、ちなみに、「OBJ Maude」でgoogle検索したら、日本語ページはたったの15件(雑音含む)。ウーム、、、さびしすぎる。 雑音をふるい落とすために「OBJ Maude 仕様」で探してみたら、9件でした。実質的に、二木厚吉先生のいらっしゃ…

JavaCCによる構文記述

JavaCCによる構文記述 : JavaCCの記述的(宣言的)な部分だけに注目して説明。 ここ2、3日遊んでいたパーザー生成系に関するメモです。ステータスがmemoの記事は、内容が流動的で継続的にメンテナンスする可能性があるものです。僕は、SableCCのほうが好みな…

ホワイトボードがあったなら…

昨日アップロードした「再帰代入系 2」は、分量的にも内容的にもあまり読みやすくはないですね。こんなものを書いているとき/書いた後で、しみじみ感じるのは、「ホワイトボードと口頭なら楽なのに」ってことです。このノートとか「おわりに」の後半とかを…

キマイラ・サイト告知

今日発売の『JavaWorld』2005-05号の僕の連載に、キマイラ・サイトの告知が載ってます。これで少しは読む人が増えるかな? 前号に入れようとしたのだけど(原稿は書いていたのよ)、インフルエンザ蔓延の間接的影響で休載だったので、一月遅れました。

再帰代入系 2

再帰代入系 2 : 途中だったのに追加をして、いちおうは完成です。 追加した後半部分は、置き換え(substitution)について調べています。退屈かもしれません。前半も多少は手直してしています。とりあえず、「『はじめに』の前に」、「はじめに」、「おわり…

「再帰代入系 2」

「再帰代入系 2」が中途(ステイタス:partial)のままでしたが、だいたい書き終わりました。分量がおお過ぎ、あんまりデキはよくありませんが、絵を描いて入れたらアップロードの予定です。(完成度は気にしない方針ですから。)

さらにSableCC

まだコレで遊んでます(苦笑)。id:m-hiyama:20050322で指摘した「まともなASTが生成されない」点ですが、構文記述を工夫すればある程度は改善できます。が、それも限界があるので、やはり手作業でASTを作るか、バージョン3βのAST transformations を使うしか…

SableCCの問題点

SableCCの続報です。SableCCはよくできているな、と思います。が、ここでは問題点を指摘しましょう。利点はSableCCサイトやそこにある文書でアピールされていますから。問題点その1入力から構文木の生成までは、すべてSableCCフレームワークコードが行います…

JavaCCとSableCC

ちょっとした理由で、Javaのパーザー生成系を調べてみました。一番ポピュラーそうなJavaCC(https://javacc.dev.java.net/)をいじってみたのですが、BNF(構文記述)とJavaコード(アクション)が混じる記述にウンザリ(yaccでも同じです)。JJTreeというツ…

不調

体調不良、気分不快なので、おととい買った「Cプログラミングの落とし穴」でも眺めながら休みます。

型システムの相剋と棲み分け

型システムの相剋と棲み分け : 構文的に定義される型と、オブジェクトに対して定義される型は違うぞ、という話。 わけありげでたいそうなタイトルですが、内容はたいしたことありません。記事の冒頭にも書いておきましたが、僕は、このネタを何度も扱った印…

XMLフレンドリーな型システム

XMLフレンドリーな型システム -- 「折れ線の例」から導かれること -- : 「折れ線の例」で示した現象に基づき、XMLと相性が良い型システムについて考えてみる。 この記事の本筋の話題ではないのですが、第7節で触れている構文的型システムは、僕がずっと欲し…

遷移系と遷移翻訳系 補遺

遷移系と遷移翻訳系 補遺 : 「遷移系と遷移翻訳系」に関する訂正、つうより余談。 もとの記事「遷移系と遷移翻訳系」が、タイトルと中身が食い違った、わけわからん記事でしたが、その補遺はさらにあらぬ方向に、、、今日は雑談余談の日ですな。

Cプログラミングの落とし穴

本屋にはよく行きますが、あまり買いたい本はありません(立ち読みで済ませる)。でも、見出しの本「Cプログラミングの落とし穴 (新紀元社情報工学シリーズ)」を買いました。僕がCプログラミングをすることは金輪際ないでしょうが、実用目的ではまったくなく…

ワンワンが犬とお散歩

今朝の「いないいないばぁっ!」(NHK)でのこと:「ワンワン」(固有名詞)というキャラクターがいるのですが、このワンワンが本物の犬をつれて散歩する場面がありました。「うーむ、これはいったい何なのだろう?」と考え込んでしまった。いやっ、考えなく…

ギリシャ文字一覧表、タプルと直積

ギリシャ文字一覧表 : ギリシャ文字の読み方と、そんなものを載せる理由 タプルと直積 : 以前、『JavaWorld』誌に書いたものを抜粋 これら2つの記事は、補助的なものです。他の記事を読むときの参考/予備知識として準備しました。

順序言語

順序言語 : 順序が入っているアルファベットから生成される言語の基本的な性質 この記事は、一般論なので、これだけではあまり面白くないかもしれません。「折れ線の例」に書いた問題に適用すると、その効能がハッキリするので、近いうちにそのことを書く予…

プリンタ

記事「コンパクト閉圏」のこの部分で問題にした(?)プリンタの老朽化に対処しようと、FAXその他兼用プリンタを買ってきました。が、プリンタ周辺のケーブルがなにがなんだかわからなく錯綜しているので、整理整頓が必要。雨降っているし、気力が湧きません。

折れ線の例

折れ線の例 : 折れ線のマークアップの例により、問題提起 これは、事実上はじめてのXMLプロパーな記事になります。ネタは以前雑誌に書いたことがあることなんですが、Chimairaにとって、ここに提起された問題もけっこう重要です。

「形式的」とは何だろう

「形式的」とは何だろう : 「形式的」について、事例で考えるはなし。 現在のキマイラ・サイトのなかでは、これは随分と教育的/啓蒙的な記事だと思います。キマイラ・サイトの内容(全部ではないが)は、かなりformalにならざるを得ないので、formalに対す…

XMLはどこに? -- 穴を掘る男 --

XMLはどこに? -- 穴を掘る男 -- : 以前から書かねばと思っていた“言い訳”です。 穴を掘る話と、穴を掘る絵ばっかりですね、コレは。 「穴」が何を表現しているのか、誰も(僕も)正確にはわからないでしょうが、それでも気分は伝わるかと、、、

再帰代入系 1

再帰代入系 1 : 説明を追加 第8節「列を項で表す(文法の表現)」を追加。それに関連して、第11節「 再帰代入系の結合」の最後に例を追加。