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参照用 記事

Catyの近況

[追記]この記事の続き(?)として、「Catyの特徴と機能をイメージできるようなオハナシ」という記事を書きました。

「Catyの特徴と機能をイメージできるようなオハナシ」をオンラインで書き始めた状態で間違ってサブミットしてしまい、結果として、この記事「Catyの近況」を上書きして潰してしまいました。現在は、2つの記事が並んでいます(この記事は下の位置)。[/追記]



3年前、mainlineという名前のMercurialリポジトリbitbucketホスティング)でCatyの開発を開始しました。最初のコミットは2009年6月10日でした。


~/ProjectCaty/mainline
$ hg log -r 0
changeset: 0:3580c3d54ed0
user: chikara@localhost
date: Wed Jun 10 12:25:09 2009 +0900
summary: テンプレート用の中間言語インタープリタを作成。


~/ProjectCaty/mainline
$ hg locate -r 0
template/interperter.py

2011年8月にリポジトリを引っ越しましたが、引っ越す直前の状態は:


~/ProjectCaty/mainline
$ hg log -l 1
changeset: 2343:753012695e08
tag: tip
user: m_hiyama
date: Thu Aug 11 11:38:50 2011 +0900
summary: 混乱を避けるため、仕様文書を削除 その2


~/ProjectCaty/mainline
$ hg locate | wc -l
570

570個のファイルがバージョン管理下に置かれていました。

今はdevという名前のリポジトリを使っています(https://bitbucket.org/project_caty/dev/)。


~/ProjectCaty/mainline
$ cd ../dev

~/ProjectCaty/dev
$ hg log -r 0
changeset: 0:d0ffdc7b5688
user: m_hiyama
date: Fri Jul 22 12:06:28 2011 +0900
summary: 2011-07-22現在のソースをすべて追加


~/ProjectCaty/dev
$ hg log -l 1
changeset: 960:6e7fbc25c6bb
tag: tip
user: m_hiyama
date: Sat Jun 16 15:53:31 2012 +0900
summary: 再度 inspect-modified を修正。


~/ProjectCaty/dev
$ hg locate | wc -l
940

バージョン管理下のファイルは940個に増えて、SLOCCountで測ると、Pythonコードだけで3万数千行です。ライブラリやテストコードがあるので、Catyコアは3万行弱だろうと思います(行数なので、正確に測ってもたいした意味はない)。

2012年5月の記事「Catyのアプリケーション、ライブラリ、コマンド」で次のように書きました。

Catyはプロジェクト・スタート時点から公開状態で開発をしていますし(https://bitbucket.org/project_caty/dev/src)、拡張性も高いのですが、第三者がすぐに使えて、自分でモリモリ拡張できるかというと、ちょっと難しと思います。僕らが、そういうことにまったく労力をかけてないので、謎の処理系のままです。

[...snip...] 「第三者がすぐに使える」ための周辺部分をもうちょっとナントカシヨウと考えています。

仕様としては謎の部分(うまく説明できない部分)はなくなったと思います。が、インストーラ、パッケージマネージャ、ヘルプ、ドキュメントなどが整備されてない(つうかほとんど存在しない)ので、情報不足という意味では相変わらずです。Catyに関する情報を追加すること、うまく説明することは、手間さえかければ出来る自信はあるので、もうちょっとナントカシヨウと。