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参照用 記事

オンラインMarkdown環境の数式機能:謝罪と説明

ここ2,3日、オンライン上でMarkdown文書の編集や管理が行えるサービスを触ってみました。

この3つ全てにおいて、ディスプレイ数式は行ごとにセンタリングされます(HackMDのセンタリングに関しては「続・オンラインMarkdownエディタ&ビューワー」参照)。

「えっ?」と思ったけど、これが正しい挙動みたいです。僕は、例題に等式を書いたので、気分としては等式の環境(equation環境やeqnarray環境)を想定していました。しかし、Markdownマークアップだと、ディスプレイ数式が一種類しかなくて、それが等式環境になる保証なんてありません。

今書いているこの「はてなブログ」では、一連の等式を左揃えに書くことができるのですが、これは等式環境がサポートされているわけじゃないです。(今まで意識してなかったけど)はてなブログがサポートしているのはインライン数式のみ、それを複数行に分けて書けるだけですね。

例えば、StackEditやHackMDで次のように書くと、三角形状にレイアウトされます。

$$
  Z^2 \\
= (x + y)^2 \\
= x^2 + 2xy + y^2
$$

はてなブログで同じことを書くと左揃えになります。

[tex:
  Z^2 \\
= (x + y)^2 \\
= x^2 + 2xy + y^2
]

積分記号などを書いてみるとわかりますが、複数行に書いてもインライン用のコンパクトなレイアウトになります。

[tex:
  \int_{x = a}^b f(x) dx \\
= F(b) - F(a)
]

レンダリング


  \int_{x = a}^b f(x) dx \\
= F(b) - F(a)

HackMDに対して「かんべんしてくれ!」と言ってしまいましたが、「等式としてレイアウトしてくれ」という僕の期待は勝手な思い込みだったようです。ごめんね。