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ウォーターフォール擁護論(3)

では、官僚機構や文書主義が好きなのか? と問われれば、… 僕は反吐が出そうに大嫌いです! 有効な代替案を何も持たずに批判することに後ろめたさを感じるってことが、擁護論の本音の動機です。

それと、規模の問題とはまったく別に、フォーターフォール的な手順が有効な場面も確かにあります。が、これは別な話題なので、今は止めておきます。

それで結局、僕は何が言いたいのかというと:「ウォーターフォール vs アジャイル」のような対立の構図によるテーマ設定が適切かどうか疑ってみよう、ってことです。

実のところ、僕自身はウォーターフォールの知識・経験に乏しく、まともに擁護も批判もできませんが、レッテルをペタリと張って、内実は何も見ないでレッテルとシンボル(戯画的表象)に基づいた判断と論評に意味はない、とはいえます。

つまり、ウォーターフォールを、何から/何に対して“養護”しているのかと言えば、前提や根拠を欠いた短絡的・情動的批判から養護しているのです。ですから、前提を設定し、根拠を明示した上で「ウォーターフォールはだからダメだ」という議論は当然にアリです。

(擁護論はオシマイ)