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参照用 記事

Indexed Catgories

Indexed categoriesの紹介記事を昨日書き始めました。すべてのindexed categoriesは(適当に構造を定義すれば)、ひとつのindexed categoryになると僕は信じているのですが、基礎論的にはかなり胡散臭く、あやしい。

僕は多少危ない橋でも神経質になることはないけど、次のような論法はいかがなもんでしょうね?

  1. 圏Iから“圏の圏”Catへの反変関手C:I→Catがindexed categoryである(定義)。
  2. C:I→Cat、D:I→Catが2つのindexed categoriesであるとき、C;f=Dとなる関手f:Cat→Catとの3つ組(C, D, f)を射C→Dと考えると、圏IndCat[I]が定義できる。
  3. よって、I → IndCat[I] という対応は、Iに圏を割り当てている。
  4. 関手α:I→Jがあるとき、引き戻し(pull backではなくてpre-compose)α* によって、IndCat[J]→IndCat[I]が定義できる(おおむね、α*(D, E, g) = (α*(D), α*(E), g))。
  5. よって、I → IndCat[I] と α → α* の組は、Cat→Cat反変関手を定義する。
  6. これは、Iを特にCatとしたindexed categoryに他ならない。


うーん、いかがわしい。

コーヒーでも飲みながら考えてみよう。