キマイラ・サイトには、形式的体系の説明が既にいくつか存在するので、僕は、形式的体系を使って代数/余代数を導入しようと目論んでいます。
もちろん、形式的体系が最初の障壁となってしまう可能性はあるのですが、なんとなくでも形式的体系を納得してもらえたら、代数/余代数は、特殊な形をした形式的体系のモデルとして導入できます。
こういう筋道なら、かつて普遍代数(universal algebra)とか一般代数(general algebra)とか呼ばれた分野と比較的スムーズにつながり、日常語「代数」のイメージを(後から)ある程度カバーできそうな気がするのです。