岡田斗司夫さんの『いつまでもデブと思うなよ』を読みました。

- 作者: 岡田斗司夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/08/16
- メディア: 新書
- 購入: 45人 クリック: 675回
- この商品を含むブログ (612件) を見る
僕自身は太っているわけではないんですが、岡田さんのbefore/afterダイエットの写真を見て唖然、とても同一人物とは思えない! それで興味を引かれたわけですね。
岡田さんは、従来のダイエットは「辛い」「意志力が要る」ので続かない、と批判的に扱っています。それに対して、岡田式レコーディング・ダイエットは意志や根性は必要ない、と。
読んでみると、岡田さんがカロリー計算を習得し、栄養や健康の知識をどんどん増やしていく様が描かれています。最後はもう“健康オタク”の世界です。岡田さんは「意志力は必要ない」と言ってますがどうなんでしょう?
やっぱり、ある種の意志力/持続力が必要なんじゃないのかな。少なくとも向き・不向きはありそうです。データ(記録)や知識の蓄積に情熱を持てる人なら、その情熱をダイエットに振り向けることもできるでしょうが、そんな人ばかりでもないし。食事や体重・体脂肪率を詳細に記録(レコーディング)し続けるのは、僕からみると意志力が必要に思えます。
ところで、ダイエットって巨大市場ですから、携帯電話+Webでレコーディング(詳細な記録)をサポートするサイトとか作るとヒットするかもしれませんね。