「グリッド計算とコーナリング、そして二重圏」において、二重圏の2-射を描くペースティング図とストリング図を紹介しました。
ストリング図では、縦方向ワイヤーは上から下、横方向ワイヤーは左から右で、常識的な書字方向に一致していて「あー、気持ちいい」「これが落ち着く」と思っていました。
しかし、次のような描画法を見かけました。
あれっ、横方向ワイヤーが右から左。ンー ‥‥ いや待て、こっちのほうが合理的か。
左側にあるペースティング図の横方向矢印を時計回りに90度回転すると上から下になります。同様に、縦方向矢印を時計回りに90度回転すれば右から左です! もし、反時計回り90度回転だと、縦方向ワイヤーは下から上になります。矢印を(別々にではなくて)系統的に90度回転するなら、「縦方向ワイヤーは上から下、横方向ワイヤーは左から右」は実現できないですね。
どうでもいいっちゃどうでもいいのだけど、毎度悩まされる問題ではあります。