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参照用 記事

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

3-圏と、3-圏からモノイド圏への関手 -- toward 量子と古典の物理と幾何@名古屋

「ストリンググラフのレベル関数と全順序 -- toward 量子と古典の物理と幾何@名古屋」にて: ストーリーを組み立てるためのピースはあと2つ; とある代数系の話と高次関手の構成法です。 「高次関手の構成法」を話題にします。一般に高次圏のあいだの高次関…

UM案件とum単位系

27歳にしてうんこを漏らした 大人になってからウンチもらすのは辛いことです。しかし、この“増田氏”は誰にも気付かれずに済んだので、だいぶマシなケースでしょう。辛さやダメージは、もらした場所(自宅、会社、電車のなかなど)と誰に見られた/知られたか…

ストリンググラフのレベル関数と全順序 -- toward 量子と古典の物理と幾何@名古屋

念のため、「* -- toward 量子と古典の物理と幾何@名古屋」シリーズの目的を確認しておきます; これらの記事は事前の予備知識という意味はまったくありません。むしろ逆で、事後の参考情報として書いています。限られた時間内のチュートリアルだと、最初か…

関係圏 -- toward 量子と古典の物理と幾何@名古屋

関係圏Relはよく知られ、よく使われる圏です。「量子と古典の物理と幾何@名古屋」でも関係圏は出てきます。つうか、明白な形で登場する唯一の圏が関係圏Relです。ここでは、関係圏の性質をザッと眺めます。この記事も一般論で、“話すこと”より“話さないこと…

従順な複体から作られる3次元の圏 -- toward 量子と古典の物理と幾何@名古屋

一連の記事「* -- toward 量子と古典の物理と幾何@名古屋」は、“話すこと”より“話さないこと”を書いていくシリーズになってきましたね。まー、それはそれでいいですけど。単体複体(simplicial complex)に対して一般化と制限を施した図形からなる高次圏を…

高次圏の次元について -- toward 量子と古典の物理と幾何@名古屋

「量子と古典の物理と幾何@名古屋」を意識してますが、この記事の内容は一般論です。高次元の圏とは、n = 0, 1, 2, ..., ∞ に対するn-圏だと思われていますが、ほんとにそれでいいのかな? という話です。次元ごとの圏の構成素Cが何らかの意味でn次元の圏で…

お稽古ごとが得意なゆりやん

ゆりやんレトリィバァさんは吉本の芸人さんです。 http://search.yoshimoto.co.jp/talent_prf/?id=5100 *1「2013年 NSC大阪校 35期生 首席卒業」というのがどの程度優秀なのかよく分からないのですが、「R-1ぐらんぷり2015/2016」では決勝までいっています。…

PROと代数系 -- toward 量子と古典の物理と幾何@名古屋

「量子と古典の物理と幾何@名古屋」まで1月を切ってしまったので、話題について考えて、このブログに記録することにします。実際にこう話すとか事前に読んで欲しいとかいうものではなくて、自分の考えをまとめるために書くものです。全体のストーリーは置い…

弱2-圏内のモナドに関する補足:モナドが作る2-圏の多様性

モナド論をヒントに圏論をする(弱2-圏の割と詳しい説明付き)に補足をしておきます。Bが弱2-圏(双圏)として、B内のモナドからなる弱2-圏を次のように構成しました。 |MonadB|0 = (B内のモナドの全体) |MonadB|1 = (B内の左斜め加群の全体) |MonadB|2 = (B…

モナド論をヒントに圏論をする(弱2-圏の割と詳しい説明付き)

お正月に考えてみたことを記します。書くのにけっこう時間がかかりました。長いです。圏の基本事項を学んだ後にモナドの概念が導入されます。しかし、モナド概念を使って圏を調べるということも出来そうです。「圏論 → モナド論 → 圏論」という循環が生じま…

モノクロだと判読できない数式

分かりやすくするために絵図をカラーで描くのはよくあることだと思います。等式に絵が埋め込まれたりすると、その絵がカラーになることもあるでしょう。例えば、次の絵入り等式は、https://arxiv.org/pdf/1509.02937v1.pdf p.34のキャプチャです。絵ならとも…

2017年 圏論に関する参考文献の案内(無料オンライン版含む)

2017年最初のコメントとして、内海さんから次の情報を教えていただきました; 2016年12月30日に、レンスター(Tom Leinster)の書籍"Basic Category Theory"がオンラインに無料公開されました。※ 書籍の表紙画像が表示されないときは、このページをリロードし…