2015-01-01から1年間の記事一覧
アレックスというのは、僕が飼っている(?と言うのか?)植物。次の事件がきっかけで名前を付けたのでした。2007年08月08日 「ごめんね」 もう何年も事務所においてある植物(なんて種類かも知らない)に水をやるのを忘れて、あやうく枯らすところだった。おわ…
徳丸さんの記事「ビックカメラ.COMでメールアドレスを間違えて登録したらどこまで悪用されるか検討した」によると、「ビックカメラ.com」でメールアドレスの入力を間違えると: 利用者が誤って別人のメールアドレスを登録してしまうと、このメールが別人に届…
R言語でとあるシミュレーションをしてみて、どうも納得できないことがありました。理屈では当たり前な事なんですが、どう理解すべきか分からないのです。で、「なんだこれは?」という気分次の問題を考えます。 正方形内にランダムに描かれた2本の線分が交わ…
現代のコンピュータでは、負の数の表現に「2の補数」を使っています。「2の補数」って何だよ? 改めて調べてみると、説明(例えばWikipedia)が分かりにくいですね。だいたい分かっても、「それが何なの?」という感じ。「2の補数」はコンピュータと2進数の…
null, nil, noneとかの特殊な値は、しっかりした意味論と使用法を決めておかないと、ほんとにロクでもないことになります。R言語のNULLは、さほど明確な意味論を持たず、「なんにもないことを表す値」程度で割と安易に使用されています。的確な値を決めかね…
2015年06月17日 らばQ 「猫と女の子が一緒にトランポリンをすると→こうなる」 その動画ならねー、2012年に紹介しているぞ。 2012年04月06日 檜山正幸のキマイラ飼育記 「猫の気持ち」 だからどうだってワケでもないけど。
今週、次の記事が評判だったみたい。 IT業界で横行する恥ずかしい英語発音 僕は、意味が通じれば、神経質に拘る必要はないと思っています。例えば、「アジャックス」は今でも聞きますが、何を意味するかはすぐ分かるので何ら問題ありません。「ワーニング」…
ここんところ何度か、「確率変数」という言葉が何を意味するか理解できない、と愚痴を書いています。分かりにくい理由として、用語や記号の使い方なんて所詮イイカゲンなものだ、ということもあるでしょう。そのへんの事情は次のエントリーに書きました。 「…
「簡易版・ボレルのパラドックスとその解釈:R言語を使って」と「ベルトラン/ボレルのパラドックスから見える確率の本音と建前」に出てくる問題(擬似パラドックス)は、同じ問題に複数の異なる確率分布で答える、というものです。このての問題は色々あるで…
「簡易版・ボレルのパラドックスとその解釈:R言語を使って」のコメント欄にて、id:hokuto-heiさんにベルトランのパラドックスを教えていただきました。ベルトランのパラドックスは、hokuto-heiさんのエントリーにもWikipediaにも詳しく載っています。 hokut…
ボレルのパラドックス(あるいは、ボレル/コルモゴロフのパラドックス)と呼ばれる議論の簡易化したバージョンを紹介します。問題と2つの解答ダーツとかアーチェリーのマトを考えてください。次の図のようなものです。水色の円の半径を1とします。赤い円の…
オムロンが卓球ロボットを開発してるんですね。 OMRON Story 人と機械の融和 上記ページの下の方に動画があります、次は同じ動画です。これ本物? ちょっと疑ってしまうのは、去年の3月に公開されたクーカ・ロボティクス(KUKA Robotics)という会社のCMは演…
自分はかなり徹底したカタヅケ主義者だなー、と思います。整理整頓が得意なわけじゃないですよ。むしろ苦手でして、いつも散らかっています。カタヅケは、型理論の意味での型付け(タイピング)です。通常「型なし」と呼ばれる状況は、実は単一の型でシッカ…
ふー、やっと見つかった。条件付き確率の計算に積分が出てくるのですが、行列計算(古典テンソル計算)と同じように計算したかったのです。なんかポイントになる公式があるのだろうと探ってみて、随伴性がミソらしいと見当が付きました。定式化を見つける試…
古典的なテンソル計算だと、akij みたいな、上付き・下付きの添字がイッパイ付いた記号が登場します。この記法はプレーンテキストで書けないのでどうしましょうか? という話。上下を左右に変えるプログラミング言語だと、添字(インデックス)はブラケット…
統計の基本中の基本をハッキリさせる 「確率変数」と言うのはやめよう 「分布、測度、密度」は同じか違うか ↑これらで何を悩んで愚痴っているのか?確率変数Xのフォーマルな定義だと、それは関数(可測写像)なわけです。関数なので X:A→B と書けます。だけ…
「「確率変数」と言うのはやめよう」において: 今出てきた「分布」も厄介な言葉です。スターツの用法を見ると、「分布」を禁止はしてませんが、分布と測度を同義語として使っているようです。「分布」も「測度」に置換したほうがいいんじゃないかと僕は思い…
カーク・スターツ(Kirk Sturtz)という人が、なにやら圏論ベースの確率論をやっています。スターツのarXiv論文リストをたどって、アブストラクトと第1節を拾い読みしてみると、「『確率変数』という言葉は使わない」という記述がありました*1。なるほど。共…
Web広告に追い掛けられること、最初は気になりましたが、だんだん慣れてきちゃいましたね。クッキーをクリアしたりもしません。追い掛けられる事情もだいたい察しはつくし。でも、身に覚えがない(と思っている)広告だと不審に感じます。新山詩織さんという…
ベクトルと行列を素朴に定義すると、次のようなものです。 ベクトルとは、スカラーを順番に並べたもの 行列とは、スカラーを縦横に並べたもの スカラーを順番に並べる*1ことを「ベクトル構成」、スカラーを縦横(2次元的)に並べることを「行列構成」と呼ぶ…
昨日気が付いたのですが、google検索結果のリンクの左横に、小さな三角形のカーソルが出るんですね。出てないときは[j]キーを押してみてください。ChromeとIEで確認。Firefoxだと出ないみたい。 このカーソルは、[j], [k]キー(または矢印キー)で上下に移動…
R言語をインストールしたはいいけど、全然使えないです。Rが、プログラミング言語としてどういうものか?おおよその見当は付きますが、Rの用途は統計。統計処理をしないとあまり意味がない。だけど統計を知らないのでお手上げ。統計の入り口は、データ整理を…
「最近のビルドツールって何なの?」において、gulpは「腕力はあるが知性を持たない」、ゴレライ的というかゴライアス的というか…、そんなツールだと述べました。二、三、後から思ったことがあるので追加します。内容: プロジェクトは肥大しちゃうことがあ…
随分と前にErlangをいじっていたとき、Distelというツールを使っていました。DistelはEmacs上のErlang開発環境なのですが、関数に対するソースの場所を実行中のErlang処理系に問い合わせます。現在のErlangソースコード群に対して一番確実な知識を持っている…
TypeScriptでは、コンパイルが必要です。プログラムをブラウザーとNode.jsの両方で使おうとすると、さらに加工が必要です。ミニファイだの文書も作るだのすると、ちょっとしたビルドプロセスとなるので手作業では辛くなります。今更Makeでもないよなー、と思…
「かなわない!」で、90歳を超えた母がボケ防止にやっている算数の問題を紹介したが、今度のは「まちがい探し」。上下の絵の食い違いを探す。「かなわない!」: 母はこういう問題をやりたがらない、シンドイからいやなのだ。 相変わらず、と言うかさらに嫌…
「Rで離散力学系のアニメーションを作ってみた」で使ったソースコードを“清書”したものをこの記事の末尾に貼り付けます。清書するために、「Rのコーディングスタイルとその背景」を調べたのでした。名前の付け方とコメントの書き方の方針は「Rのコーディング…
カウンター10席ほどの飲み屋さん、昼間はランチサービスをやっている。その店でランチを食べたとき、とあるオライリー本を持っていた。マスターが「その本、面白そうだね」と声をかけてきた。「あら、マスターもこんなの興味あるんですか?」「俺も好きなん…
「Rで離散力学系のアニメーションを作ってみた」にて: いつも、サンプルのソースコードを記事内に貼り付けるようにしているのですが、今回は余りにもヤッツケでアニメーションを作ったので、少し整理してから貼ります。そもそも、Rの名前の付け方とかインデ…
Rの編集のためにEmacsのR-modeを探しました。ESS(Emacs Speaks Statistics)というのが定番らしいのですが、これは単純なシンタックスハイライトというレベルのものじゃなくて、かなり大規模なアドオンパッケージです。お手軽なのがいいなー、とか思いなが…