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参照用 記事

2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

入れ子レコードの文化圏

レコード構造を入れ子可能にするだけで、随分と表現力は高くなるし、そういうデータモデルを背景にXMLを使いたい人は多いでしょう。入れ子レコードが形成するツリーは: 子ノードは名前で一意的に識別できる 子ノードの並び順は問題にしない (unordered) ツ…

XMLの多文化主義

(2005-05-23 「混合内容と空白処理」の続き、のようなもの)僕自身はXMLの混合内容を必要としているけど、「混合内容なんていらないや」って人もいるわけで、それはそれでいいと思います。必要ない人に「混合内容も使え」なんて言うのはまったくバカげてい…

絵本と食べ物のことなど

図書館で子供と絵本を読むことがあります -- ワニブックスのディズニー・グラフィックノベル・シリーズ『トイ・ストーリー』(ISBN:484701362X): 映画の絵に吹き出しのセリフをつけたものです(かなり以前の出版)。これ、ひどすぎるよ。明らかに子供向け…

Whitespace(6):続きはあるのか?

2005-05-19 「Whitespace(5):縦書きとの親和性」より: (まだ続く。かもしれない。続く、のかぁ?) 「クヌースの文芸的プログラミング(→ISBN:4756101909)との関係は是非に論じたい」とか思っていたけど、同じネタ(しかもあのテの)で、あまりに引っ張…

混合内容と空白処理

XMLの混合内容と空白処理がなかったら、いかに事情は単純であったことか。 というようなことを、少し前に川俣さん、山本さんと会ったときに話しました。これは、「そうなればいいな」ってことでは断じてありませんからね、念のため。事情が単純になるのはい…

植木算の難しさとツリー

「5階まで行くエレベータが各階で止まると何回止まる?」とか、「長さ100メートルの歩道に5メートルおきに植木を植えると木は何本?」(植木算)とか、間違いやすいですね。 for (int i = 1; i System.out.println(array[i]); }これが例外起こすのも事情は同…

歯医者にて

歯医者の看護婦さん(歯科衛生士だな、正しくは)とお話をしました。彼女曰く「歯は脳に近いから痛みもダイレクトにきますからねぇ」ソウカ! 距離の問題もあったのか。そういえば、SCSIケーブルは長すぎるとエラーしますね。足の小指なんかだと、痛み信号も…

Whitespace(5):縦書きとの親和性

川俣晶さんは、http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20050517171824 において、Whitespaceが国際化に向いている(適応性が高い)ことを指摘しています。さらにWhitespaceは、国際化における文字の問題だけでなく、書記方向についても適応性が高いことを指…

Whitespace(4):IOWCCの提案

好ましいコーディング・スタイルの対極を、“オチャラケではない洒落”として追求するのも面白いでしょう。そうです、僕はIOWCC(The International Obfuscated Whitespace Code Contest)の開催を提案します。これはもちろん、IOCCC(The International Obfuscat…

Whitespace(3):コーディング・スタイル

どのようなプログラミング言語であれ、(プログラマの個性は尊重するにしても)好ましいコーディング・スタイルというものはあります。Whitespaceの場合、インデントの取り方や行の長さに関してスタイルをウンヌンはできません。それはコーディング・スタイ…

Whitespace(2):開発環境

(昨日からの続き)どのようなプログラミング言語であれ、開発環境の充実は普及の要件となります。Whitespace言語では、特にエディタが問題となるでしょう。昨今のプログラミング・エディタは、言語の構文を理解するのが当然。Whitespaceの場合でも、Space, …

メガネ発見、歯医者

メガネがあった。アー、よかった。昼前に歯医者。今日で右側は終わるはずだが、、、午後は外出。

クレマーはサポーターか

飲食店、娯楽施設、その他の店舗、あるいは商品、それらに気が食わないところがあると、僕は「もう二度と来ない/使わない/買わない」という反応をしてしまいます。が、世の中にはクレームをつける人がいます。(クレームをつけるのさえ面倒だと感じてしま…

Whitespace(1):経緯

プログラミング言語Whitespace関係の経緯: http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama/20050516/1116224544 において、URLのみ紹介 これに対して、川俣さんが http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20050517100749 にて、コメント付きでWhitespace言語を解説 http:/…

Whitespace言語の課題と展望

川俣さんによるWhitespace言語に関する反応: 「これはジョークではない! 空白文字 [Space][Tab][LF] だけで記述するプログラム言語 "Whitespace" 」 川俣>懸念事項 川俣> とはいえ、問題点もあります。…記述量の増加、生産性の低下は、Whitespace言語の他…

メガネ紛失

メガネをかけている人は、それを置き忘れた経験があるでしょう。僕はしょっちゅう。飲食のとき/ディスプレイや書類を読むときは、はずすことが多いし、僕はメガネがなくてもなんとかなるから自分がメガネをかけてないことに気が付きにくいのです。(しかし…

プログラミング言語Whitespace

→http://compsoc.dur.ac.uk/whitespace/index.php 新しいプログラミング言語! 好き者必読。イヤー、これは読めば読むほど ……

ラムダ風の構文

Groovyのクロージャ構文が({x | x + 1}であれ{x -> x + 1}であれ)、僕が知る限り一番簡略なラムダ風構文ですね。 Groovy:suc = {x -> x + 1} EcmaScript:var suc = function(x) {return x + 1} Caml:let suc = (fun x -> x + 1) Scheme:(define suc (l…

Groovyに関する補足:DOMBuilder

MarkupBuilderはタグ形式で書き出すためのツールですが、メモリ内にXMLデータが欲しいときはDOMBuilderを使うことになります。(NodeBuilderは、XMLとは限らないツリー構造らしい。)DOMBuilderもMarkupBuilderと使い方は同様ですが、コンストラクタ引数にDO…

Groovyに関する補足:全般

過去10日間ほどに書いたGroovyネタに対し、その後、気が付いたこと、気になったことをバラバラと: 「groovy」より「Groovy」と書くべきでした。 2005-05-07あたりで「node builder」と書いてますが(そして、NodeBuilderは存在しますが)、DOM builderと書…

代数と余代数 最初の一歩

代数と余代数 最初の一歩 : 形式的体系の初歩的知識を仮定して代数と余代数の紹介を試みる。特別な条件を満たすソート付き形式的体系の指標(signature)を代数指標/余代数指標と定義して、それのモデルとして代数/余代数を導入する。余代数とオブジェクト…

計ってみました(6):結論

タネンバウム先生、僕はあなたをこう呼びたい: IT著述業界の京極夏彦と(計ってみました、オシマイ)

計ってみました(5):比較

大部の教科書とされているヘネパタ本とクヌースのアレも計ってみました。 コンピュータの構成と設計―ハードウエアとソフトウエアのインタフェース:上下とも各3.2cm The Art of Computer Programming:vol1 3.3cm, vol2 3.8cm (続く)

計ってみました(4):結果

モダン オペレーティング システム 第2版:3.8cm コンピュータネットワーク 第4版:3.8cm 構造化コンピュータ構成 第4版:4.0cm 分散システム―原理とパラダイム:4.5cm (続く)

計ってみました(3):手順、手法

この“厚さ”が僕はどうも気になって。渋谷のブック・ファーストに物差しを持って出かけたのです。(続く)

計ってみました(2):アンドリュー S. タネンバウム

アンドリュー S. タネンバウム(Andrew S. Tanenbaum)といえば、OSやネットワークで有名な先生です。僕は、まずMINIXが思い浮かぶけど、LinuxのリーナスとのOS論争でタネンバウムの名を知っている人も多いでしょう。タネンバウム先生はたくさんの教科書を書…

計ってみました(1):序 -- 渋谷に行った

昨日、渋谷に行ったついでに、「いつかやらねば」と思っていたことを実行してきました。(続く)

歯医者、外出

今日は歯医者。それで大半のエネルギーを使ってしまうわけですが、さらに午後は外出。

なぜ余代数なのか?

実は代数が目的なのではなくて、余代数(coalgebra)が必要なのです。余代数は代数に比べて新しい概念ですが、僕が知る限り、オブジェクト指向に関する現象を説明する道具として、一番単純でつじつまがあっているものです。議論にあたいするオブジェクティブ…

「代数」をどう導入するか

キマイラ・サイトには、形式的体系の説明が既にいくつか存在するので、僕は、形式的体系を使って代数/余代数を導入しようと目論んでいます。もちろん、形式的体系が最初の障壁となってしまう可能性はあるのですが、なんとなくでも形式的体系を納得してもら…